GDMC 執行役員 足立 武士
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前回は具体的な整頓活動のポイントについて解説しました。今回は清掃活動のポイントについてお話しします。しかし先ず、これまでの活動状況を確認しておきたいと思います。

 

<具体的な支援の開始 その⑥>

支援先企業に到着後、社長と現場を巡回しました。前回とのギャップ(良い意味で)に大変驚きました。従業員の皆さんが整頓活動を楽しんで進めていることが実感できました。

(図表-1 整頓状況①)

(図表-1 整頓状況①)

(図表-2 整頓状況②)

(図表-2 整頓状況②)

(図表-3 整頓状況③)

(図表-3 整頓状況③)

(図表-4 整頓状況④)

(図表-4 整頓状況④)

(図表-5 整頓状況⑤)

(図表-5 整頓状況⑤)

(図表-6 整頓状況⑥)

(図表-6 整頓状況⑥)

いかがでしょう。日本の企業でもここまでできている企業は少ないと思います。見た目が良いだけではなく、機能性も十分考えられています。

 

このように整理と整頓については十分理解されてきていることが確認できました。しかし、清掃活動の状況を見てみるとまだまだのレベルです。

(図表-7 清掃状況①)

(図表-7 清掃状況①)

(図表-8 清掃状況②)

(図表-8 清掃状況②)

(図表-9 清掃状況③)

(図表-9 清掃状況③)

従業員の皆さんが考えている清掃とは、床をフロアークリーナで磨く事だけなのです。しかし、クリーナーを使っても汚れが落ちない場合があります。こうした汚れは放置されたままです(図表-7~9)。

(図表-10 清掃状況④)

(図表-10 清掃状況④)

 

清掃の目的は点検です。状況に異常が無いかが容易に確認できるようにすることが目的です。そのためには、汚れをそのままにせず、徹底的にきれいにしておく ことが必要です(図表-10)。

この清掃の目的が理解されていないから、整頓状況の素晴らしさに比べて清掃は中途半端に終わっているのだと考えざるを得ませんでした。

 

そこで清掃活動の目的について、次のように解説しました。

  1. 清掃活動の目的は、現場の綺麗な状態を維持し、異常の早期検知を可能にすること(検知対策
  2. また、綺麗な状態を長く維持することで、問題の発生を回避する(発生源対策
  3. 清掃活動ではお金を生まない。それだけに清掃時間をできるだけ短縮する

さらに、次回までに準備しておいてほしい項目について説明しました。

 

次回は清掃活動の具体的な方法について解説したいと思います。

 

<第7回終わり>