GDMC 執行役員 足立 武士

別のレポートでご報告した支援先であるインド日系企業の社長から紹介された企業にて、環境整備支援を依頼され、第1回目の支援を実施しました。4月12日に支援の有無を検討するために訪問した際に課題をお願いし、支援が開始されました。

支援体制は以下としました。

支援体制

(図表-01:支援体制)

既に5S活動を社内展開していたこともあり、従業員の皆さんに改めて仕切り直しで活動を再開するため、社内ポスター制作を通じて気分を盛り上げることを提案しました。

 

<具体的な支援の開始 その①>

5月10日~12日の3日間で5Sチームを対象とした活動を開始しました。

まず、ポスターの表彰を実施し、これから活動がスタートすることをアピールしました。

ポスター①

(図表-02:ポスター①)

ポスター②

(図表-03:ポスター②)

ポスター③

(図表-04:ポスター③)

いろいろアイディアのポスターがあり、表彰も盛り上がりました。

そして全従業員を対象とした5S活動の目的の話をしました。「動く」と「働く」の違いや、会社が利益を上げるために従業員がしなければならないことについて話をし、そのための準備活動である5S活動の重要性について確認しました。

 

<具体的な活動 その②>

ここからは5Sチームとの活動になります。

  • 整理活動のポイント ⇛ 整理基準を明確にすること
  • 整頓活動のポイント ⇛ アイディアを活用して仕事をしやすい環境を考える。

こうしたポイントを実現するためには、発想力が必要になるため、模型を使った組立工程のカイゼンを実施しました。

6台の組み立て時間をいかにして短くするかを考える課題に取り組みました。

組立時間6分程度

(図表-05:課題取組 組立時間6分程度)

Adachi6-0a

組立時間3分59秒

(図表-06:課題取組 組立時間3分59秒)

 

<具体的な活動③>

整理!

(図表-07:整理!)

モデル工程作りの開始です。一番目立つ工程をカイシャの5S活動の標準として、5Sチームと一緒に実践します。

整理! とにかく不要なモノを選別し処分!

改めて確認すると、長期間眠っていたモノが沢山あることに気が付きます。ここでのポイントは、全てのモノをいったんどかし、必要なモノを戻すことです。

 

 

評価基準の明確化

(図表-08:評価基準の明確化)

 

また、5S評価表で評価に個人差があることを確認し、評価基準を明確にすることの重要性を理解してもらいました。

 

 

 

 

せっかくモノをどかしたので、隅々まで綺麗に掃除します。

清掃前

(図表-09:清掃前)

Adachi6-0a

清掃後

(図表-10:清掃後)

最後に、仕事の流れを考えて最善と思われるレイアウトを検討してモノを配置し、区画線を引きます。

区画線①

(図表-11:区画線①)

区画線②

(図表-12:区画線②)

区画線を引く目的は、常に同じ場所にモノを置き、効率が良いかを検討するためです。効率的でないと判断したらレイアウトを再検討し、常に良いと思われる状態であるよう工夫することです。

これで、この企業の見本ができました。次回の訪問までに水平展開を実施してもらうように依頼して終了です。

 

<第1回終わり>