GDMC 執行役員 足立 武士

前回、モデル工程を活用して5Sチームに3S(整理・整頓・清掃)の実施手順について体験いただきました。

図表-01

(図表-01)

前回の支援は、「この状態を維持すること」、「棚に表示を行うこと」、「別の場所をチームで実践すること」をお願いして終了しました。

 

図表-02

(図表-02)

<自主活動の結果>

実施場所は下記の治工具の保管場所として実践活動を実施してくれていました。

 

 

 

 

 

保管されている全てのモノを移動して棚を清掃し、必要なモノを選んで戻すことができていました。しっかり活動の写真も記録に残っていました。

図表-03

(図表-03)

(図表-04)

(図表-04)

 

これらの結果を踏まえて、今回は次のような支援を行いました。

 

<具体的な支援 その①>

・モデル工程の表示について

どの様なルールで表示を行うかについてチーム内の打ち合わせで確定できていませんでした。表示のルールについて、どの様な表示を行えば、生産が効率的にできるかを考えて実施して検証することを説明しました。自分たちで考えることで、良いか悪いかを検証出来るようになり、次のステップに対応できることを理解してもらえました。細かくアドレスを入れることが目的ではないことも説明しました。

 

・治工具置き場の実践活動について

モデル工程の実践結果が理解されていることを確認することができました。ただし、トラブル対応で勤務形態に変更が発生し、この工程の課長が夜勤対応になり、具体的なアドバイスは次回の支援で実施することとしました。

 

<具体的な支援 その②>

前回実施したモデル工程には生産設備がなかったため、設備の清掃見本を準備することができませんでした。別の場所で設備清掃の見本となるモノを準備することとしました。

設備では潤滑用の油を使うため、油で汚れているのが当たり前という意識が強いようです。清掃は設備を出来るだけ綺麗に維持することで、異常を早期に発見できるようにすることが目的であることを説明しました。

(図表-05)

(図表-05)

図表-06

(図表-06)

図表-07

(図表-07)

図表-08

(図表-08)

「設備を綺麗にしながら、心の汚れも落としましょう!」などど話をしながらの共同作業。しかし、従業員の中には設備が汚れていても生産には影響がないと言う人があります。そんな時は、

  • お客様が工場視察に来た時に、設備が綺麗な状態で生産しているのを見たら、製品に対する意識も高いという印象を持ってもらえること
  • 設備に異常が発生した時、それが綺麗な状態ならいち早く気が付くことができ、設備を止める前に保全ができるようになる

などのメリットがあることを説明する必要があると解説しました。

図表-09

(図表-09)

図表-10

(図表-10)

皆さんならどちらの設備で生産している企業を選びますか?お客様目線で現場を見つめなおしましょう!

 

<具体的な支援 その③>

前回の支援時に、具体的な活動を開始する前に部下になぜ5S活動が重要かをしっかり理解させることの重要性について解説しました。営業部長が部下の教育を実施していたので、どのように説明したかをプレゼンしていただきました。

結果、5Sをどの様に進めるかについての説明は十分にされていたが、重要性についての解説が少なかったことを指摘しました。なぜ5S活動が重要なのかを理解しているか、いないかで、活動に対する意気込みが変わることを再度説明し、ポイントを再度解説しました。次回の支援までに必ず部下の教育を実施するように依頼しました。指導することで、自身のスキル向上になることについても再度解説しました。

次回の支援は7月9日とし、支援内で依頼した課題を実施してくれるように依頼して、終了しました。

 

<第2回終わり>